相楽福祉会 > 法人概要
始まりはこの国の福祉が未成熟だった1978年。社会が見過ごしてきた「障がいのある方の生きづらさ」を見過ごせなかった有志が集まり、義務教育後の行き場のないお子さん方のための日曜学校を設立。それが1981年の共同作業所開設につながりました。
さらに共同生活の場であるグループホームを各所に設けたり、ご家族に安息をご提供するレスパイトサービス(ショートステイの原点)を手掛けるなど、まだ該当制度がなかった時代から、障がいのある方に関わるあらゆる地域ニーズにお応えしようと、色々なことに取り組んできました。現在の多様な生活支援事業はそれらが発展したもの。地域社会や行政のご協力を賜りながら、「すべての人が共に生きる社会」の実現を目指し続けています。
基本方針
法人理念に基づき、障害のある人々の(「地域」)生活を、人権に根ざしたあらゆる支援方法・手段によって支える。以下、労働・生活・憩い・その他の分野で内容を整理しています。
労働 社会的生産活動への参加・関与に向かう「働く力」を支援する。
「衣食住に係わる身近な対象やテーマ」、「豊かな方法やプロセス」、「結果の予測・見通し」等の視点から作業設定され自由選択となっています。作業収入は必要経費を除いて「給料」として分配されます。
生活 個々の生活スタイルに応じて支援する
グループホームでの生活は、個別の状況や生活スタイルに寄り添い、本人のできる部分を大切にして支援を行っています。ショートステイにおいては、家庭の休息、本人が家族から離れて生活する経験ができるよう支援しています。
憩い 生活する中で自ら「楽しみ・憩う力」を支援する。
旅行、班活動、行事企画等への主体的取り組みが支援され、自由選択による豊かな楽しみになっています。季節行事として地域行事参加、新年会等があります。
その他
・保健医療 :
快適な生活の基礎になる心身の健康・管理に留意し、栄養相談の他通院援助を実施しています。
・個別プログラム :
小集団での取り組みを進展させ、個々人のニーズに応える個別プログラムを試行しています。 調理、入浴、カラオケ、ボウリング、絵画、書道、散歩、プール、個別リハビリ、パソコン等があります。
事業所及び事業内容
事業所一覧
事業内容
ニーズ | 支援サービスメニュー | 支援組織 |
---|---|---|
はたらく・就労 | 作業プログラム | 相楽作業所 相楽デイセンター 「心」 わーく相楽 |
せいかつ・経験 | 個別プログラム・生活プログラム | ボランティア |
くらし・安心 | ホームヘルプ・ショートステイ | サービスセンター相楽 |
一人暮らし・共同生活 | グループホーム ・かみこま相明舎 ・はぜ相明舎 ・ほうその相明舎 |
|
たのしむ・憩い | 旅行・季節行事 クラブ活動 |
各通所施設 |
ガイドヘルプ | サービスセンター相楽 | |
けんこう・維持管理 | 散歩・スポーツプログラム 栄養相談・健康管理 通院援助・入浴サービス |
各通所施設等 |
いどう・通所 | 旅行・季節行事 通所送迎サービス 移送サービス |
|
そうだん・共に歩む | 障害者相談支援事業 | 相楽地域障害者生活支援 センター |